Empty Dumpty
ヒトもすなるぶろぐといふものを、私もしてみむとてするなり。 徒然なるままに文章を書いてみるつもりです。
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一段飛ばしのスピードで1
なんと言ったらいいのでしょうね
置いて行かれた感がひしひしと。

こんばんは
フェルゼです。

今日中に更新するぜ!と息巻いたはいいものの、
話が流れだしたのがつい先ほどだったため、一話での全掲載は諦めて今に至ります。
書くの、遅くなったなぁ……。

さて、しみじみしたところで今回更新もカテゴリリリカル。
フェイトさん一人称で、なのはさんとの物語。
八神一家も登場予定としております。
短いんだけどなぁ……前後編になるか三話くらいになるかわかりませんが、そんな感じで。
お付き合いいただける方は、以下からどうぞ。

 「あー、やっと帰ってきた……」
 見覚えのある建物が視界に入ってきて、つい声に出してしまった。
 出張にも徐々に慣れてきたとはいえ、会えないと寂しいものは寂しい。
 誰にかっていえば、それはこっちでできた友達だったり。
 はやてだったり。
 後は……うん、なのは、だったり。
 私の大事な友達。
 そう、ともだち。
 「いつ言おう……今度のなのはの誕生日とかかな。
  それとも、他の記念日とかかな。
  あぁ、でもそもそもになのは、こんなこと言われて迷惑だって思わないかな……思うよね、普通」
 好きだ。
 なんてさ。
 私のなのはへの好きは、いつの間にか友達を超えてしまっていた。
 もしかしたら、最初からだったのかもしれないけれども。
 他の友達へのそれと、なのはへのそれは、同じ名前の感情のはずなのに、全然違っていて。
 「はぁ……」
 浮かれてきた気分に自分で水を差して、私はため息をつきつつ部屋への歩みを続けた。

 ガチャ
 パタン
 「ただいま」
 「お帰りなさいませ、ご主人さま」
 ……ん?
 今何かおかしな言葉が聞こえたような?
 ワン、モア。
 「……ただいま」
 「お帰りなさいませ、ご主人さま」
 ん?
 ガチャ
 バタン
 建物チェック。
 ……オーケー、私たちの住んでるところだ。
 そういうお店じゃない。
 頭チェック。
 ……思考回路は一応正常範囲内で動作してる。
 ショート寸前だけど。
 現実チェック。
 ……ふぉーふぇー、ほっぺたが痛い。
 じゃあ、な
 「どうされたのですか、ご主人さま」
 「なー!」
 「な?」
 「なのは、その口調は何!?」
 「だって私は、ご主人さまの所有物ですから」
 ぴきん
 閃いた。
 閃いちゃいましたよ、私フェイトさん。
 伊達に執務官なんて職業やってない。
 なのはが出てきたばかりの玄関の扉に施錠すると、私はなのはを勢いよく抱き上げた。
 なのははキョトンとした表情で(かわいい)、全く抵抗することもなくおとなしく私に抱えられている(とてもかわいい)。
 私はそのまま全力で駐車場へと向かい、愛車の助手席になのはを座らせると(かわいすぎる)、目的地に向けて急発進させた。
 大丈夫、交通法規は守ってる。
 


 「フェイトちゃんが出張中のなのはちゃんの事故、なぁ?」
 「うん」
 「んなもんあったら、即フェイトちゃんに知らせるわ」
 「えぇ!」
 「えぇ、ってか、なんかあったんか?
  フェイトちゃんは血相変えとるし、なのはちゃんはなんかフェイトちゃんの後ろで小さくなっとるし」
 「なんかっていうか、その」
 「私は何かおかしいのでしょうか、ご主人さま」
 「わ、ちょっとなのは!」
 「ご主人さまぁ!?」
 はやてが素っ頓狂な声を出す。
 うん、それ、さっきの私がしたかった反応そのものだ。
 「はい、フェイト様は私のご主人さまであり、私はご主人さまの所有物です」
 「テスタロッサ、お前というやつは……」
 「やめてくださいシグナム!
  そんな目で私を見ないで!」
 「うわぁ、お前って……」
 「違う、違うんだヴィータ!」
 「フェイトちゃん、いくら何でも親友を奴隷扱いなんて……ひどいにもほどがあるで」
 「私がやらせてるんじゃないんだよ!
  帰ったらこうなってたんだ!」
 「ご主人さま、何かお困りなのでしょうか」
 「困って……うん、困ってると言えば困ってるんだけどね」
 あなたの所為だとは言えないんですよ、なのはさん。
 「では、なんなりとこのなのはにお申し付けください。
  ご主人さまのためでしたら、なんでもいたします」
 「なんでも?」
 「はい。
  もし、目の前の方がご主人さまを困らせているということでしたら、全力で排除いたします」
 「うぉ、マジかなのはちゃん!?」
 「なんだ、やるってのかコラァ!」
 「落ち着け、ヴィータ。
  あれは高町なのはであって高町なのはではない」
 「なのはも落ち着いて!
  はやてたちは原因じゃないから!」
 「そうですか……」
 あ、なんかちょっと残念そう。
 「では、私はどうすればご主人さまのお役に立てますか?」
 「お役にって、いや、その……あ、そうだ。
  はやて」
 「シャマルなら、今ザフィーラが呼びに行っとるよ。
  事故を起こしたって話は知らんけど、ロストロギア関連の任務はあったらしいからな」
 「ナイス、はやて」
 
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