Empty Dumpty
ヒトもすなるぶろぐといふものを、私もしてみむとてするなり。 徒然なるままに文章を書いてみるつもりです。
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The T 18
相変わらず
頭が痛い。

こんばんは
フェルゼです。

そんな体調で何やってんだよこのバカ
って声が聞こえた気がしましたが、
質と量はともかくとして四年以上もほとんどなのフェイのブログやってる時点でバカなのはよく分かってるんだよ!
質と量は置いといて(大事なことなので(以下略

とりあえず、今回映画見に行って気付いたことは、
なのはさんとフェイトさんの、こう、スタッフさん達の策略かってくらいの(違うかもしれないけど)絡みを見ると
未だにしっかりと内心が思い切りにやけることでした。
よかった。
書けるかどうかは置いといて、まだ私の中のなのフェイ水源は枯れてない。
湖底が見えていたのでどうなるかと思いましたが、干上がりきったわけではないようです。
私にはまだ読みたいものも、書きたいものもあるのでしょう。
きっと。
ならばそれまで、今少しの時間を。
猶予を。

さて、今回更新はカテゴリリリカル。
例のヤツの続き。
とりあえず、ここまでにさせていただけないかと。
お付き合いいただける方は、以下からどうぞ。






 響く銃声に思わず目をつむったなのは。
 だが、銃弾の貫く衝撃は、いつまでも襲ってこなかった。
 「グッ」
 代わりに、両脇で鈍い声が上がり、抑え込まれていた体が少し軽くなる。
 両脇にいた構成員、一人に一発ずつ。
 ルクレチアの放った弾丸が、その肩を貫いていた。
 「え?」
 その場の誰もが状況を把握できずにいると、金属音と共に急になのはの両手が自由になった。
 「はい、これで君は自由だ」
 正面にいたはずのルクレチアが、なのはの背後に回っていた。
 高速移動の名残だろうか、なのはの視界の隅で銀糸が靡いている。
 「だから、無茶しないでって言ったのに」
 振り向いたルクレチアの手には、彼女にはあり得ないはずの魔力刃。
 輝く金色。
 「は……」
 なのはが息を漏らす。
 「何だスノウ!
  どうして邪魔をする!?」
 ベリルが血相を変えた。
 それを皮切りに、周囲の面々も落ち着きをなくす。
 この場の主導権はもう、ルクレチア唯一人の物だった。
 「スノウ?
  誰のことかな?」
 見上げるなのはの前で、女性は首を傾げた。
 余裕すら感じるその態度が、グラスを激昂させた。
 「何だと……誰だ貴様!」
 「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン。
  忘れたかな?
  君たちを追っていた執務官の名を」
 一歩、また一歩。
 そう名乗った女性――フェイトは、ベリル達に近づいていく。
 なのはの視界を、その名前とは結びつかない銀髪が隠した。
 「どうして……貴様は死んだのでは……」
 なのはからはみえない位置で、ニヤリと。
 フェイトは凄みのある笑みを浮かべて見せた。
 「随分長い間内偵させてくれて、どうもありがとう」
 「ッ!
  おい、ナブラを……!」
 顔を蒼くしたグラスが言い終わるより早く、吹き飛ばされそうな勢いで扉が開いた。
 「動くな!
  時空管理局だ!」
 グラス側の数名が銃を構えるが、グラスが首を振るとおとなしく手を上げた。
 「ご無事ですか、高町教導官」
 「あ、はい。
  私は、なんとか」
 「ハルトマン氏はいかがです?」
 「まぁ、多少。
  なに、軽傷ですよ」
 拘束を解かれたナブラが苦笑して見せた。
 「えーと、あなたは?」
 捜査員がルクレチア……フェイトを見て不審な表情を浮かべた。
 「ご無沙汰しております。
  フェイト・ハラオウンです。
  訳あって色々と見た目が違うんですけど」
 「そう、なのですか?」
 聞かれたなのはも逡巡した。
 「助けていただいたのは間違いないんですけど……」
 「少し待ってくださいね」
 フェイトが背中を向ける。
 髪の色が銀から金へと変わっていき、振り向いたその両の目は見慣れた真紅だった。
 「声は、少し待ってください。
  戻すのに特殊な薬が必要なので」
 捜査員らにそう告げてからなのはに向き直ったフェイトは。
 「ごめんね、なのは」
 なのはの体にそっと腕を回した。
 「辛い思いをさせて、本当に、ごめん」
 トクリと、なのはの奥で何かが揺れた。
 それは久しく忘れていたもの。
 少しだけ低く感じる体温。
 香水だろうか、嗅ぎ慣れない匂いの底にある仄かに甘い香り。
 頭が理解するより早く、体が理解していた。
 体が理解するより早く、心が理解していた。
 だから、そう考えるまでもなく、なのははフェイトの体に腕をまわしていた。
 「フェイト、ちゃん……」
 なのはの口から洩れた言葉は、でも、まだ不安げで。
 だから、フェイトが言葉と共になのはに返したのは。
 「うん、私だよ。
  ただいま、なのは」
 かつてと同じ、やわらかい笑みだった。
 
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