Empty Dumpty
ヒトもすなるぶろぐといふものを、私もしてみむとてするなり。 徒然なるままに文章を書いてみるつもりです。
M. T. 14
うどん食べながらとある番組を見ていましたら、あるシーンにて吹き出すかわりに飲み込んでしまいました。
噛んでないうどんが……喉元を……。

こんばんは
フェルゼです。

上記番組に関しましては、途中からはそんな気分も吹き飛ばされてしまったわけですけれども。
相変わらず良い感じの突込みどころがあったりで、見逃すのは惜しい番組です。

さて、今回更新もM. T.
全て書くのがいいことなのか、悪いことなのか。
余地を残したまま書くのが悪いことなのか、よいことなのか。
お付き合いいただける方は、以下からどうぞ。

 
 「こんにちは」
 買い物に出ようとしていたはやてが振り向くと、袋を手にしたフェイトがいた。
 なのはが居候を始めてから、はやてたちはよくその姿を目にするようになっていた。
 今回は三日振り、というところだろうか。
 「おや、せんせやないか。
  今日も様子見か?」
 「うぅん……出てくる用があっただけ。
  ……なのはは、元気?」
 「元気しとるよ。
  呼ぼか?」
 戸を開けようとしたはやてを、フェイトが止めた。
 「いや、いいよ。
  元気なら、それでいい」
 それじゃあ……と軽く手を挙げてフェイトが去る。
 「また、みえてたんですか?」
 用意の済んだシャマルがはやてに声をかけた。
 「ああ。頻度は減ったけど、気にしとる様子はようわかるわ」
 フム、とはやてがあごに手を当てる。
 「ま、ええわ。とにかく買い物いかな」
 「ですね」
 少し大きな声で言うと、窓の向こうの影が揺れた。
 
 
 「あのせんせ、なのはちゃんのなんなんや?」
 「……」
 夕飯の後、割り振られた部屋に戻ろうとしていたなのはを呼び止めてはやてが訊ねた。
 呼び止められた方のなのはは、曖昧な笑みを浮かべて首をかしげた。
 「この話になるとなのはちゃん、黙ってばっかやな……」
 困ったように溜息をつく。
 「ごめん、はやてちゃん……。
  その……自分でも、よくわからないの」
 「分からないって、ここ来る前は一緒に住んどったんやろ?
  せやったら、古い馴染みやとか、友だちやとか、生き別れの姉妹やとか、実は誘拐犯やとか、何と婚約者やとか……まぁ、色々関係性はあると思うんやけどなぁ」
 はやてが思いつくままに関係を並べると、なのはの表情から笑みが消えた。
 口には出さずに、はやては「おっ?」声を上げた。
 「関係性は、あったのかもしれない……でも、なかったのかもしれない。
  何で私があそこにいたのか、わからないの……」
 「なんや?気付いたらあそこにおったとか?」
 「あ、うぅん。そういうことじゃ、ないんだけどね」
 あり得そうもない仮定を出したはやてに、なのはが頭を振った。
 少なくとも、なのはの意思はそこにあったのだろうと判断をつけて、はやては小さく伸びをした。
 「さよか……まぁ、ここにおりたいんならおってくれてもええけど、私らはまた他の国まわらなあかん。
  そうなったらどうするか……そうなる前に、答え、決めといてな」
 「うん、ありがとう」
 なのはの返事に、ふむ、とはやてが唸った。
 「なのはちゃんを住まわしとるいうんで、あの診療所、割引でもきかんやろかな」
 「えと……お金なら、払うよ?」
 「いや、食費はちゃんともろとるからええよ。
  せやなくて、こう、なんやろな。
  あのせんせの意識っちゅうもんが気になるんやけど……うちの子らはみんな元気やしな」
 「そうですねぇ」
 のんびりとお茶を飲みながら、シャマルが返す。
 表情だけは真剣なはやてと力の抜けた様子のシャマルとの差に、なのははこっそりと笑みを浮かべた。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 Empty Dumpty all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.