Empty Dumpty
ヒトもすなるぶろぐといふものを、私もしてみむとてするなり。 徒然なるままに文章を書いてみるつもりです。
M. T. 12
人はそれを
マンネリと言うけれど

こんばんは
フェルゼです。

"いいフウフの日……それが11月22日、すなわち今日であることは意識していた……そう、私は弁明しなくてはならない。
忘れていたわけではないのだ、決して。
何か載せたい……いや、載せるのだ。その中身も、おぼろげではあるもののこのちっぽけな灰色の物体の中に収まっている。
ただ、ただ一つ誤算だったのが、LANの不具合によりネットワークに接続できないというこの現状である。
彼此一刻以上の時を費やしてもうどうにもできないと諦めた今、その中身を記すことにさえ私は疲れてしまった。
因ってここに言い訳と愚痴を残して、私は寝る。
寝ることに決めた。
おやすみ。
      11月22日 23時50分"

ブログ用メモ帳に、こんな落書きを、今朝方発見しました。
昨夜は酔っていたことと、LANに不具合があったことは覚えていたのですが、よもやこんな落書きを残すとは、思っていた以上に私は酔っていたようです。

それでは、何もなかったかの如く
今回更新もM. T.
うーん……
お付き合いいただける方は、以下からどうぞ。


豆腐様のサイトにて、イラストに対して半ば脊髄反射で書いた上、拍手に叩き込んでしまった短文が、豆腐様のご厚意により掲載されております。
ですが、「なのは」ではありません。
2.5と分類されるもの……でよろしいのかな。
そういう文章です。
人物考証等、不足している点も多々ありますが、豆腐様のサイトを見に行かれた際、よろしければ。

 どさりと、なのはがベッドにうつ伏せに倒れる。 
 "自分以外の誰かによって、この場所が埋められていた"
 たったそれだけのこと。
 けれどもなのはにとってそれは、足元が崩れるほどのことだった。
 自分しかできないと思っていたことは、他の誰かによっていとも簡単に代理されうる。
 知らなかったわけじゃない。
 気付いていなかったわけじゃない。
 ただ……目を逸らしていた代償が来ただけ。
 じゃあ、私がここにいる意味は何?
 どうして私がいるの?
 私じゃなくたって、誰だっていいのに。
 なのはをそこに、フェイトの隣りにあるために打ち込んだ楔を、自らの手で引き抜いていく。
 なのはでなくてはならない意味が見つけられなかった。
 私じゃなくてもいいのなら、どうして私はここにいるの?
 私はここで、どうすればいいの?
 私が私であるために、私はどうあればいいの?
 答え無きままに問いが繰り返される。
 終わりなどない自問自答。
 それは昔、フェイトに会う前のなのはが繰り返したものであり、はやてたちと会ったことで回答を見つけた……少なくともそのつもりになっていたものだった。
 "ここでなければ、王族でなければその答えが得られるに違いない"
 そう思ったから、そう信じたからなのはは籠を出たのに。
 王族でない一人の人間として生きることができれば、そう信じたのに。
 失ってしまった。
 また失ってしまった。
 違う。
 得てすら、いなかった。
 じゃあ私はなぜここにいるの?
 私はここでどうすればいいの?
 誰でも代替し得るこの役目を、知識も技術もない私がやるのはなぜ?
 私でなくてはならない意味が、見つけられない。
 わからない。
 わからない、ままで、ここにいられる?
 意味なんてないのに。
 それはかつての日々と同じ。
 ―――怖い。
 唐突になのはを襲った感情は、恐怖だった。
 震える肩に手を伸ばして、押し殺す。
 肩が震えるたびに心がに乱れて。
 何が怖いのか、何を恐れるのか分からなくなる。
 フェイトが怖い?
 ―――違う
 患者が怖い?
 ―――違う
 仕事が怖い?
 ―――違う
 ここでの生活が怖い?
 ―――違う
 なのは自身が、怖い?
 ―――
 否定が出来なかった。
 怖いという感覚がなのはのもので、それがなのはの内にしかないのならば。
 それは、なのは自身に由来しているはずで。
 そう考えると、呆気ないほどあっさりとその原因は見つかった。
 ここを離れること……それを願ってしまうこと。
 かつてのように、今いる場所を去りたいと思ってしまう可能性。
 それが、怖かった。
 どうしよう。
 どうしよう。
 どうしよう。
 堂々巡りの思考は、焦りばかりを生んで。
 ここにいるから怖い。
 このままだともっと怖くなる。
 距離をとれば、いいのかもしれない。
 少しだけ、そう、少しだけ離れればきっと、大丈夫だ。
 "ここから離れればきっと、ここにいることが出来るようになる"
 持ってきたカバンを、引っ張り出した。
 「離れなきゃ、離れなきゃ、離れなきゃ……」
 うわ言のように繰り返しながら荷物を詰めていく。
 さして大きくもないカバンは、すぐに一杯になった。
 座り込んだままカバンを眺める。
 そして、部屋に目を向けた。
 何を見ているのか、何も見ていないのか。
 なのは自身にもよくわからなかった。
 色々なものが目に移る。
 見慣れたもの、馴染んだもの。
 けれども、頭には届いてこない。
 目を向けている、その感覚だけがぼんやりとなのはの頭を支配して。
 ゆっくりと、なのはは立ち上がった。
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