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ヒトもすなるぶろぐといふものを、私もしてみむとてするなり。 徒然なるままに文章を書いてみるつもりです。
M. T. 9 フェイト先生となのはさんの何の変哲もない一日~昼2~
「濡れてしまえばもうどうでもよくなる」
「ま、ひわい」

こんばんは
フェルゼです。

前回更新から今回まで、
正直、アルコールに浸かっていた気がします。
だからと言ってはひどいですけど、今回は短いです。
酔ってると壊しちゃうのよ…。

今回更新もM. T.
何も起こらな…くはないですが、まぁ、仕事柄。
お付き合いいただける方は、以下からどうぞ。


*追記
いつの話だよって感じですが、しばらく前に行方不明になられた
おくびょう者のかくれが」さん
無事(?)復活されたようです。
過去作品を含めた完全復活までは時間がかかるようですが、去られたわけではなかったということで一安心。
私自身、他のサイト様で復活を知ったので、ここにまで来られておられる方ならもうご存じとは思いますけれども。
リンク直しましたよのお知らせも込めまして。
 「それじゃあ、次は…」
 大柄な男性が出ていくのを見送って、フェイトが受付表に目を落とした。
 と。
 「フェイト先生!スバルが!」
 「ギンガ!?スバルがどうしたの!」
 診察室に飛び込んできたギンガと呼ばれた少女は、その長い髪が目に入るのもかまわずにフェイトの手を取った。
 「血が出てるの!いっぱい!スバルを助けて!」
 「落ち着いて、ギンガ!スバルはどこ!」
 「お父さんが、今連れてくる!」
 その言葉が終わるか終らないかのうちに、昼前にのんびりと帰って行った男性が再び姿を見せた。
 「先生!お願いします!」
 「ナカジマさん、スバルの具合は!?」
 短髪の少女をおぶったゲンヤが息を切らしながら叫んだ。
 腰のあたりが赤く染まっている。
 おぶわれたスバルは、時折痛みに耐えるかのように顔をしかめる。
 幾筋もの涙が通った後に、また一つ滴が流れた。
 「木に登っていて落ちたらしい!出血は右足からだ!」
 「分かりました、奥のベッドに寝せてもらえますか。
  後はこちらに任せて下さい。
  なのは!」
 「患者さんたちには急患だって説明したよ!
  みんな待っててくれるって!
  私は何をすればいい!?」
 「ガーゼと包帯、消毒液とピンセットも持ってきて!
  あと洗浄用の水も!
  ナカジマさん、傷口の洗浄は!?」
 「水で洗い流してある!」
 「分かりました。
  なのは!紫の1番と2番!」
 「はい!」
 「出血は…大丈夫、そんなに深くない」
 「先生…!」
 「大丈夫、大丈夫です!
  任せて下さい!」
 遅れて駆け付けたスバルの母に安心させるように笑いかけた。
 「先生が大丈夫だっつってんだ。
  俺達は外で待っていよう」
 ゲンヤに肩を押され、親子が外に出ていく。
 「スバル!聞こえる?」
 フェイトの呼び掛けに、スバルが小さく答えた。
 「スバルの右足に触るから、触れたと思ったら返事して」
 言ってフェイトが足に触れると、目をきつく閉じたままのスバルが頷いた。
 「うん、大丈夫、うまくいくよ。
  なのは、洗浄用の水を!」
 「何本!?」
 「まず二本!
  次も持ってこれるように、もう何本か用意しておいて!」
 「分かった!」
 素早くなのはが身を翻す。
 「なのは!」
 「はい!」
 そんなやり取りが幾度となく繰り返されて。
 満面の笑みと共に処置の無事終わったことを告げたなのはが患者たちの拍手に包まれたのは、それから数十分の後だった。
 
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